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住宅防音工事と雨漏り

原田芳一 自己紹介へ
2018/02/25(日) 社長の備忘録

原田芳一です。


こちらのダイアリーで、屋根を葺き替える際に外壁モルタルを切ってしまうと、モルタルの内側にある防水シートまで切断され、また、その位置は「肌別れ」によってひび割れを起こしやすくなると書きました。

さて、今回取り上げる物件は、9年前に防衛省の助成事業による住宅防音工事で窓サッシを交換したお宅です。

防音工事は別の工務店で行ったのですが、オーナー様のご指名により、塗装工事のみかかわらせていただいたのです。




先日、塗り替え工事の事前調査を行ったのですが、交換したサッシ窓の周囲を確認したところ、写真のようにひび割れは起こっていませんでした。

ひび割れが起きないよう、肌別れが起こりそうな表面塗膜に弾力性をもたせたのです。

9年を経て、想像した通りひび割れを防げていることに、少しほっとしました(笑)



それと、話題に出ましたので、住宅防音工事について少し触れます。

弊社の営業地域には厚木基地があり、防衛省の助成事業による住宅防音工事が広く行われています。

住宅のオーナーにとっては、全額助成となるため、対象地域においては、ほとんどの住宅が工事を行っていると思います。

ただ、工事を行う上で気を付けなければならないことがあります。

それが、サッシを交換することによって高まる雨漏りのリスクなのです。

内部防水シートを強制的に切断することと、モルタル下地壁のお宅では肌別れによってひび割れが起きるため、工事を行う前より、行った後のほうが雨漏りが発生する率はだんぜん高まります。

でも、ひび割れしないように工夫することまで、助成金に含まれてはいないのです。

もし予算がついたとしても、ひび割れを起こさせない施工方法を知らない業者のほうが多いと思われますので、今の仕組みでは、防音工事の後の雨漏りは増える一方であると推測します。

ちなみに、写真のお客様は、わざわざ弊社を指名してくださり、追加費用を自腹でお支払いいただいたので、十分な施工ができました。


「無料だから」と飛びついた結果、お住まいを腐朽させることにつながりかねないため、防音工事に際しては細心の注意が必要なのです。


防音工事に関する注意事項やリスクについて詳しいご説明が必要な折には、お気軽にご連絡ください!


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