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[10.10.31]風向きによって

2010/10/31(日) 社長の備忘録
原田芳一です。



昨日の台風は、どの地方も
大事には至らなかったようで何よりでした。

当店も、昨日順延といたしました足場撤去が、
本日無事に完了いたしました。

休日に大きな物音をたててしまったことにつきまして、
近隣の皆様には、謹んでお詫び申し上げます。



さて私は、昨日今日と、溜まった事務仕事を
処理しようともくろんでいたのですが、
昨日のダイアリーでお伝えしました通り、
なんとこの台風で、『雨漏り110番』への
問い合わせが5件(昨日4件+本日も1件)、
一気にバタバタとした週末となってしまいました。


今まで、これほどの問い合わせを
いただいたことはなかったので、
何か理由があるはずです。


…私なりの推論ですが、
今回の台風は、強い北風が吹いたことが特徴です。

通常、雨量の多いシーズン、つまり春から秋にかけては、
強い風を伴う雨が降る際には、ほとんどが南~西風であり、
逆に北風が吹く冬においてはあまり降水が多くないので、

→南風、西風の際の雨漏りは多くの方が経験しており、
対策や修繕も多く行われている。

→北風の際の雨漏りはほとんど経験がなく、
そのために建物の不具合も今回初めて明らかになった。

ということなのだと思います。



実は、建物においては、たとえ雨漏りしていなくても
最も外側に位置する『外壁』や『屋根』で
100パーセント雨水をさえぎっているわけではなく、
途中まで浸入しては乾燥することを繰り返しているのです。

大量の水を含んでもなかなかこぼれだしてこない
スポンジのようなものです。

ですから、かなり以前より不具合があったとしても、
それが『雨漏り』として確認されるためには、
一定以上の水圧が、長時間かかり続けることが
必要な条件となります。

そう考えれば、今回お問い合わせをいただいた方々のお宅は、
以前より何らかの潜在的な不具合があり、
それが今回のように、長時間、一定以上の風雨が連続するような
天候のときに、一気に出てきてしまったのだと思います。


逆に言えば、次に同じような風雨にならない限り、
しばらく雨漏りがしないお宅もあるでしょう。


ですから、上記のような物件の漏水調査は、
一筋縄ではいかないなと、そんな予感がいたしております。





いつかは原因が分かります。そのときまで、粘り強く調査をし続けることが大事です。
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